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📊 週次振り返り|2026年8月7日(金)〜8月14日(金)

対象期間:2026-08-07 〜 2026-08-14 ・ 本稿は日次ブログ(8/11・8/13・8/14)の予想と、実際の市場動向(数値・ニュース)を突き合わせて判定した週次総括です。 ※リポジトリには8/11・8/13・8/14の市場ダイジェスト日次ブログが存在し(8/7の市場ブログは未作成のため対象外)、検証可能な予想は主にこの3日分の「7日後」見通しです。「1月後・1年後」は執筆時点では期間未到来のため判定対象外とし、方針のみ注記します。


🏛️ 今週のサマリ(市場ダイジェスト)

今週は「米インフレ指標の連続鈍化 → 利上げ観測の後退 → リスクオン」という明確な一本筋の週でした。週前半を彩った地政学リスク(ホルムズ海峡封鎖・原油高)は、週後半に世界需要鈍化・米週間在庫の大幅増加を背景にやや後退し、株式は上値を切り上げました。


🔍 予測の振り返り(日次ブログとの照合)

【8/11ブログ】直近〜1年の見通し | 判定:概ね妥当

予想内容(8/11時点) 実際の動き(〜8/14) 判定
ドル円は159円台の円安・高止まりが当面続く。CPI鈍化なら円高方向の揺り戻しリスク 159円台(159.3円前後)を維持。CPI発表直後は一瞬158円台へ円高もNY時間に159円台へ回帰 ✅ 当たり(159円台継続+揺り戻しも一時的)
WTIはイラン情勢エスカレートなら80ドル台後半〜90ドルを試す。需要減速・停戦進展なら大きく調整する両方向リスク 週後半に世界需要鈍化・在庫増で81.25ドル(8/13)へ反落→8/14は82.40ドルへ反発 🔶 当たり(方向は範囲内、リスク側を実現)
8/12CPIでコアが+2.5%に鈍化すれば9月FOMC据え置き期待でリスクオン、日経は66,400〜67,300円を上放れるか コア+2.5%に一致 ⇒ 日経は67,524円(8/12)→68,713円(8/14)と明確に上放れ ✅ 当たり
CPI上振れなら金利高・株安の調整リスク CPIは予想通りでこのシナリオは発動せず ✅ 当たり(回避)
当面は「円安+原油高+金利高」のトリプルが共存、地政学(中東)と米CPIが波乱要因 トリプル共存 → 週後半は原油反落でやや緩和。CPIは波乱なく着地 🔶 概ね妥当

考察:8/11時点の最大の軸だった「米CPI次第」の見立ては見事に的中。コアが予想通り+2.5%に鈍化したことで「利上げ不要」シナリオが生き残り、日経平均は想定レンジを上放れました。原油については「需要減速→急反落」というリスク側が実際に発動(81.25ドル)しましたが、これはブログも明示していた両方向リスクのうちの一方向であり、予想の範囲内と評価します。


【8/13ブログ】直近〜1年の見通し | 判定:概ね妥当(7日後レンジ内)

予想内容(8/13時点) 実際の動き(〜8/14) 判定
日経平均:7日後 67,500〜68,000円(CPI予想通りなら上値追い) 8/14終値68,713.80円(4日続伸、場中一時69,608円超) ✅ 当たり(レンジ上限をやや上回り堅調)
S&P500:7日後 7,750〜7,850(記録圏維持) 8/13に7,798.99で記録圏回復、8/14も52週高値7,816.70近辺で推移 ✅ 当たり
ドル円:7日後 158〜160円(159円台高止まり・介入警戒) 159.36円(8/13)→159.30円(8/15朝)と159円台で高止まり ✅ 当たり
米10年債利回り:7日後 4.6〜4.8%(もみ合い) 4.64%(8/13)へ低下(PPI鈍化) 🔶 概ね妥当(レンジ下限寄り)
日本10年債利回り:7日後 2.6〜2.7%(高止まり) 2.67%(FRED月次)の高止まり ✅ 当たり
WTI:7日後 80〜86ドル(封鎖継続で80ドル台半ば〜90ドル試す) 81.25ドル(8/13清算)へ反落→8/14は82.40ドルへ反発 🔶 概ね妥当(レンジ下限側)
3名のタカ派・原油高(エネルギー前年比+14.7%)がリスク、PPI上振れなら成長株調整 PPIは下振れ(鈍化)でリスクは後退、株式は上昇 ✅ 当たり(リスク回避)

考察:8/13ブログが掲げた「CPI・PPI連続鈍化 → リスクオン」のメインシナリオがほぼ実現しました。想定を外れた方向は原油で、「80ドル台半ば〜90ドルを試す」どころか81.25ドルへ反落しました。要因は、イラン・ホルムズ海峡の地政学プレミアムを上回る世界の石油需要鈍化観測と米週間在庫の大幅増加という、事後的に判明した需給ファンダメンタルでした(共同=ライブドア)。ブログが両方向リスクとして明記していた点は減点対象とはせず「概ね妥当」としました。


【8/14ブログ】直近〜1年の見通し | 判定:妥当(翌日検証ベース)

予想内容(8/14時点) 実際の動き(8/14〜) 判定
日経平均:7日後 68,000〜68,500円(リスクオン継続) 8/14終値68,713.80円(前日比+405.21円、4日続伸) ✅ 当たり
S&P500:7日後 7,750〜7,860(最高値更新の勢い) 8/13:7,798.99、8/14も52週高値7,816.70近辺で記録圏 ✅ 当たり
ドル円:7日後 158〜160円(日米金利差大きく円安維持) 159円台前半〜半ばで高止まり(8/15朝159.30円) ✅ 当たり
米10年債:7日後 4.55〜4.75%(もみ合い・低下余地) 4.64%で横ばい、低下余地を示唆 🔶 概ね妥当
日本10年債:7日後 2.6〜2.7%(日銀加速論で下支え) 2.67%(FRED月次)の高止まり ✅ 当たり
WTI:7日後 79〜86ドル(封鎖長期化で80ドル台半ば〜90ドル、一方で急反落リスク) 81.25ドル(8/13)へ反落→8/14は82.40ドルへ反発(予想レンジ内) 🔶 概ね妥当(範囲内)

考察:8/14ブログは8/13の内容を踏襲・微修正。特に日経平均の7日後レンジを「68,000〜68,500円」に上方修正した判断は、実際の68,713円とほぼドンピシャでした。また8/14は場中69,608円超→大引け68,713円へと利益確定売りで高値維持ならずの展開となり、「高値圏で半導体の利益確定に注意」という留意点と符合しました(Yahoo!ファイナンス 日経平均)。


📋 前週の予測精度まとめ(対象:日次ブログ 8/11・8/13・8/14)

判定基準:数値・ニュースに基づく客観比較。当たり=予想した数値レンジ・方向・イベント帰結に一致/概ね妥当=方向は当たったがレンジの端寄り、または両方向リスクの一方を実現/外れ=方向・数値とも乖離。

日付 予想内容 実際の動き 判定
8/11 ドル円は159円台の円安継続、CPI鈍化なら一時円高の揺り戻し 159円台維持(8/15朝159.30円)、CPI後は一瞬158円台→159円台へ回帰 ✅ 当たり
8/11 CPIコア+2.5%鈍化ならリスクオン、日経66,400〜67,300円上放れ コア+2.5%一致、日経は67,524→68,713円へ上放れ ✅ 当たり
8/11 原油は地政学プレミアム次第、需要減速なら調整 世界需要鈍化で81.25ドル(8/13)へ反落→8/14は82.40ドルへ反発 🔶 概ね妥当
8/13 日経 7日後 67,500〜68,000円 68,713.80円(4日続伸) ✅ 当たり
8/13 S&P500 7日後 7,750〜7,850(記録圏) 7,798.99(記録圏回復、52週高値7,816.70近辺) ✅ 当たり
8/13 ドル円 7日後 158〜160円 159.36円→159.30円(159円台高止まり) ✅ 当たり
8/13 米10年債 4.6〜4.8%もみ合い 4.64%へ低下(下限寄り) 🔶 概ね妥当
8/13 日本10年債 2.6〜2.7%高止まり 2.67%(FRED月次) ✅ 当たり
8/13 WTI 80〜86ドル、80ドル台半ば〜90ドル試す 81.25ドル(8/13清算)へ反落→8/14は82.40ドルへ反発 🔶 概ね妥当
8/14 日経 7日後 68,000〜68,500円 68,713.80円 ✅ 当たり
8/14 高値圏で半導体の利益確定に注意 場中69,608円超→大引け68,713円と高値維持ならず ✅ 当たり

集計(記載可能な11項目):✅ 当たり 8 / 🔶 概ね妥当 3/ ❌ 外れ 0

考察(ずれの要因):外れは0件で、今週は全体的に予想精度が高い週でした。唯一、明らかに保守的だったのが原油。ブログは「ホルムズ海峡封鎖の地政学プレミアムで80ドル台半ば〜90ドルを試す」と上振れに傾きましたが、実際は世界需要鈍化観測と米週間在庫の大幅増加という需給材料が地政学プレミアムを上回り、81.25ドル(8/13清算)へ反落しました(8/14は82.40ドルへ反発)。これはブログが「両方向リスク」として織り込んでいたため「概ね妥当」に留めていますが、方向そのものは一時的に外した点は正直に記します。株式・為替・金利については、米CPI・PPIの連続鈍化という事前想定どおりのイベントが起きたため、ほぼ計画通りでした。

⚠️ 注記(個人的見解の明示):上記の判定は全て公表数値・報道に基づく客観比較です。ただし「概ね妥当」と「当たり」の境界判断、および「外れではない」とする解釈は、執筆者の判断基準によります。「1月後・1年後」の見通しは期間未到来のため判定対象外です。


🔮 来週(8/17〜8/21)の注目点

  1. 米7月小売売上高・ミシガン大学消費者信頼感(8/14発表・検証待ち):消費の底堅さ次第で「利上げ再燃 vs 据え置き」の綱引きが変わる材料。S&P500記録圏維持の試金石。
  2. 9月FOMC(9/16-17)への織り込み:現在のCME FedWatchでは利上げ織り込みは約40%まで低下。今後、FRB高官発言(タカ派3名の動向含む)が据え置き観測を強化するかが焦点(OANDAラボ)。
  3. 中東情勢(ホルムズ海峡封鎖)と原油の需給:WTIが8/13に81.25ドルへ反落→8/14に82.40ドルへ反発する乱高下。エネルギー価格の前年比+14.7%はインフレ再燃リスクとして残存。封鎖の長期化 vs 世界需要鈍化の綱引きが原油・金の方向を左右。
  4. 日銀の利上げペース:長期金利2.6%台の高止まりが続いており、日銀の早期利上げ観測が株式(内需・高配当)と円高の両面に影響。8/14に日経が場中69,608円超→利益確定で高値維持ならずの「綱引き」が継続する見込み。
  5. 日経平均68,700円台からの上値:ブログが1年後71,000円前後としている中、70,000円の大台が次の心理的節目。半導体・AI関連の利益確定売りと、円安・外需(輸出株)の押し上げのどちらに傾くかが分岐点。

総論:今週は「米インフレ鈍化 → 利上げ観測後退 → リスクオン」という、日次ブログのメインシナリオがほぼ完全に実現した週でした(当たり8/概ね妥当3/外れ0)。来週は「CPI・PPIの鈍化が続くのか、それとも原油高・エネルギー価格が再びインフレを押し上げるのか」に加え、米小売売上高・FRB発言・中東情勢・日銀の利上げ観測という複数の分岐材料をにらんだ展開になりそうです。ポートフォリオは引き続き「株式5割+債券4.5割+金ヘッジ0.5割」という、リスクオンでありながら地政学リスクに備えるバランスが無難でしょう。


※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言を目的としたものではありません。予測の当否は過去の実績に過ぎず、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。